色鮮やかだからこそ夢の国だよね🧑🏼‍✈️✈️☁️

 

𝟮𝟬𝟮𝟮 𝟴.𝟭𝟭 - 𝟵.𝟭𝟱

𝐂𝐚𝐭𝐜𝐡 𝐦𝐞 𝐢𝐟 𝐲𝐨𝐮 𝐜𝐚𝐧

全40公演完走おめでとうございます👏🏼👏🏼👏🏼👏🏼👏🏼

 

 

まずは本当に本当にCmiycが無事終えられたことに安心してる😭コロナがマックス蔓延してる中で初日を迎え、人と人との距離感が近いこの舞台。いつ中止になってもおかしくないと覚悟をしていたし、入る度に「今日が最後かも……」と思いながらフランクくんやCmiycの世界を噛み締めてた……

 

一度も止まることなく、誰ひとり欠けることなくこの舞台が終えられたことは奇跡という言葉じゃ片付けられないくらい一人ひとりの努力の賜物だと感じました。

 

 

そしてまずは何と言ってもひかるくん演じるフランク・アバグネイル・ジュニア!!!

若い役とは聞いていたけどまさかの16歳。(〜18歳)

29歳のひかるくんが演じる10代の少年はどうなるのだろう…とドキドキとワクワクが止まらなかった!

 

純粋無垢で、家族が大好き、大胆に罪を罪とも思わず楽しむ男の子。その少年が成長していき少しずつ見えてくる孤独や葛藤、罪悪感、最愛の人を想う気持ち、捕まる恐怖。

 

ほんっとに1幕はキーの高い楽曲が多くて序盤の頃は「ひかるくん出しにくいよね…声潰さない…?大丈夫?」ってずっと思ってた。

実際に指揮の上垣さんがお話してくれたように元の声のキーから5音程度上げたって相当努力が必要なことで……モエカレやアルバム、ツアーの準備・プロモをこなしながら稽古やボイトレを重ねていたなんて尊敬しかない!!!

 

 

で、話しがズレたじゃんね。

フランクくんは劇中でも言われてるように「坊や」「小さな兵隊さん」「かわいい子」が似合う本当にどこにでもいるような男の子。

 

たった2時間半の中でたくさんの心境の変化や少年から青年になる成長の過程を、ひかるくんは持ち前の甘え上手な部分やコロコロ変わる表情、声のトーンで上手に丁寧にフランクくんを演じていてとてもとても愛らしいフランクくんが舞台上に生きていました!

 

 

そして楽曲!!!曲がね、また全部良いのよ!!!!!

いや、わたしが音楽に飢えてたのもあるんだけどやっぱり生ブラスって凄い!生の音って迫力ある😭👏🏼👏🏼そこに飄々たる役者さん達の包み込むようなパワフルな歌声が加わるのよ…もう鳥肌ものよね………

 

 

ぜんっぶ大好きなんだけど一生語れるからまた別で書かせて!!(書くんかい)(書き始めてる)

 

 

 

そしてこのブログを書こうと思ったきっかけね(前述が長いんじゃ)

 

 

 

この舞台を通していっちばんひかるくんやひかるくんの周りの方たち、Cmiycが伝えたいことってなんだろうって考えたんだけど、わたしが受け取ったのは「愛」なんだよね。

めちゃくちゃ綺麗事に聞こえるよね。

 

 

ただ、フランクが焦がれ続けた家族というものへの愛も、歪んではいたかもしれないけど両親(特に父親)が向けていたフランクへの愛も、犯罪を犯してまでも元気になってほしいと願ったフランクからパパへの愛も、フランクとブレンダの間に生まれた咲き初めの蕾のような愛も、カールとフランクの間に生まれた絆や友情のような愛も、全部が本物で嘘偽りなくて、本当に様々な愛に溢れたお話だったなぁって振り返ると思う。

 

 

フランクが追いかけていたのは「昔の幸せな思い出の中にある家族」と「尊敬する父親の背中」で、それは時が経つにつれてどんどん遠のいていってしまった。ただカールはそんなフランクをずっと追いかけ続け時が経つにつれて2人の距離は縮まっていった。

 

フランクの願いは両親には届かなかったし、いつの間には父親とはお互い愛があるはずなのに一方通行同士になってしまったように見えて。

でも、パパとは一方通行だったフランクの愛がカールとは向き合えたことがこのお話の最高のハッピーエンドなんだよね!!!!

 

パイロットとか医者とか弁護士とかが突然消えたら大騒ぎで探し回ると思うんだけどその描写がこの舞台にはほぼ無くて。なんなら「そんな医者もいましたね。確か〜」みたいな感じでサラッと流されてた感じが、よりフランクの孤独感を強めていて。狙いがあったかは分からないけどとても好きな演出だった!!

 

 

真っ直ぐにフランクを追いかけるカールの姿もより際立ってた。

 

 

ママがパパのお友だちと浮気してるのを知り、両親が離婚することを知り、自分の養育権を巡って争っていることを知り、家出をしたときだって両親は探してくれなかった。ブレンダも最後はフランクに着いてきてはくれなかった。唯一フランクを追いかけ続けあのままどこかへ消えてしまいそうな儚いフランクの「愛」という感情を捕まえてくれたのはカールだったんだと思うと涙が止まらん。(おたく感受性豊か)

 

フランクがパパとは背中合わせで「ボクらは2人で1つ!(ミルクからバター)」っ言っていたり、父親の背中に向かって語りかけていたのが、カールが相手になると向き合って、横並びになって「ボクらはずっと隣(いつまでも二人で)」ってなる父親とカールへの感情の対比も凄く好きだった。

 

 

ってか、わたしフランク×パパ大好きなんだけどフランク×カール大大大大大好き!!!!話し始めたらなんかもう止まらなくない??

 

わたしはこの作品から沢山のたくさんの愛の形を教えてもらったし受け取ったなぁ。

 

自分の人生を色鮮やかに彩っていくには自分一人では無理だし人との愛や関わりが大事なのだと改めて認識できた。

 

 

最高のカンパニーだったし、この舞台のことを一生忘れないと思う。

元々大好きなミュージカルがより大好きになった!!!

 

出会わせてくれてありがとうね。

 

何よりスポットライトを浴びて、舞台の0番に立って、今日を健康に生きて歌って踊ってる自担に会えたこの期間が尊すぎる。

 

わたしの人生をまたひとつ彩ってくれたひかるくんに心から感謝してます。

 

そして、わたしの人生の一部にひかるくんの人生があることが本当に幸せです!(ほら、担タレだからさ、バカデカ規模感情)

 

またいつか主演で立つひかるくんの舞台が観れますように…!

 

わたしひかるくんだいすき!!!!!!!(語彙)

 

 

2022.09.16